生体認証の一つである顔認証システムは、さまざまな業界・業種で利用されています。
顔認証システムを開発・提供しているメーカーは非常に多く、メーカーごとに製品の特徴が異なります。
顔認証システムの導入を検討している方のなかには、どのメーカーを選べばよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、おすすめの顔認証システムメーカー14社をご紹介します。顔認証システムのメリット・デメリットや、活用シーンなどの情報もまとめました。顔認証システムの導入を検討している方は参考にしてください。
島添 彰
合同会社Solashi Japan 代表取締役。サントリーにて社内向けシステムの開発・運用に携わる。Yper株式会社を創業し、CTO・CPOとしてプロダクトの立ち上げ・グロースに従事。
顔認証システムとは
顔認証システムとは、顔の特徴で個人を認証する技術のことです。
目や鼻、口の位置や、顔の輪郭などを認識し、あらかじめ登録してある顔画像のデータベースと照合することで、本人かどうかを認証する仕組みです。
顔認証システムは、認証機器に非接触でおこなえるため、衛生的です。近年ではAIを搭載した顔認証システムが登場しており、精度の高い顔認証を実現しています。
顔認証システムの特徴
顔認証システムの大きな特徴は、完全非接触であることです。製品によっては、複数人の同時認証もできます。
認証デバイスにタッチする必要がなく、カメラに顔をかざすだけで認証されます。そのため、不特定多数の人間が認証デバイスに触れることに、抵抗を感じる方の心理的な負担を軽減することが可能です。
また、顔認証システムは、大人数が同時に出入りするようなイベント会場やテーマパークなどでの活用に適しています。
顔認証システムの仕組み
近年、ディープラーニング(深層記憶)をおこなえる高度なAIを使用した、顔認証システムの開発が進んでいます。
ビッグデータから情報を取得し、スピーディーに本人であるかを確認できるようになりました。また、マスクを着用した状態でも顔を認識できる機能や、検温機能が備わっている顔認証システムも増えています。
顔認証システムには、2D顔認証方式や3D顔認証方式が採用されています。2D顔認証方式とは、カメラに映った顔情報を顔データと照合し、認証する方式のことです。
3D顔認証方式とは、2D顔認証方式に赤外線を追加して、顔を立体的に認識できるようにしたシステムです。
2D顔認証方式よりも3D顔認証方式の方が認証精度は高くなりますが、3D顔認証方式には赤外線認証に対応した機材が必要です。
顔認証システムの主な利用シーン
顔認証システムは、オフィスや工場、マンションなどの入退室管理や、店舗やホテルなど、さまざまな場所で利用することが可能です。
セキュリティ対策の一環として利用するケースが大半です。たとえばライブやコンサートなどのイベント会場で、なりすましを防止する目的に利用されています。
顔認証の技術は私たちの身近なところにも活用され、PC・スマホの端末にログオンする際に使われています。
セキュリティレベルが高い顔認証システムの開発メーカー3選
セキュリティレベルが高い顔認証システム開発メーカー3社をご紹介します。会社ごとの特徴・強みを紹介しますので、メーカーや製品を選ぶ際の参考にしてください。
株式会社GeoVision
株式会社GeoVision(ジオビジョン)は、世界のセキュリティ企業40位以内に入っている映像監視システムメーカー「GeoVision Inc.」(本社:台湾)の日本法人です。
カメラやレコーダー、顔認証システム、映像解析システム、店舗支援システムなど、さまざまなソリューションを取り扱っています。
GeoVisionでは、「JVS-AVD01」と呼ばれる屋外対応の顔認証カメラを提供しています。JVS-AVD01は会社や住宅など、さまざまな施設で導入できる汎用性の高さが魅力です。
また、データベースと連携し、特定の顧客が入店したことも検知できます。
株式会社GeoVisionの日本法人会社概要 | |
設立年 | 2003年6月※日本(東京)に現地法人を設立 |
資本金 | 記載なし |
本社住所 | 東京都江東区深川2丁目6番11号 富岡橋ビル5階 |
Webサイト | https://www.geovision.co.jp/ |
株式会社サードアイズ
株式会社サードアイズは、セキュリティー機器の販売・施工・保守や無線機器の販売・施工・保守、システム開発などをおこなっている会社です。
サードアイズで提供している顔認証システムは「ASC 顔認証システム」です。ASC 顔認証システムでは、ブラックリストに載っている要注意人物を監視できます。
要注意人物の行動履歴は詳細に記録でき、店内のモバイル端末と連携することも可能です。
株式会社サードアイズの会社概要 | |
設立年 | 2006年11月 |
資本金 | 95,000,000円(グループ資本金1.45億) |
本社住所 | 東京都中央区新川1丁目14-1 国冠ビル7階 |
Webサイト | https://www.3rd-eyes.co.jp/ |
株式会社アイティ・セック
株式会社アイティ・セックは、さまざまなセキュリティ対策システムを開発しているメーカーです。
顔認証システムや虹彩認証システム、インテリジェントカメラなど、多様なセキュリティ製品を開発しています。
アイティ・セックが開発した顔認証システムの「スマイル・オーケー」は、入退室管理で活用できる上、勤怠管理システムと連携し、勤怠管理を自動化することも可能です。
株式会社アイティ・セックの会社概要 | |
設立年 | 2012年11月 |
資本金 | 10,000,000円 |
本社住所 | 横浜市西区北幸2丁目1-6 鶴見ビル2階 |
Webサイト | https://it-sec.co.jp/ |
AIを活用した顔認証システムの開発メーカー6選
認証精度が高い顔認証システムを導入したい場合、AIを搭載した顔認証システムがおすすめです。ここでは、AIを活用した顔認証システムを開発している6社を厳選してご紹介します。
株式会社フュージョンシス
株式会社フュージョンシスは、コンピュータソフトウェアの受託開発や保守、コンサルティング、コンピュータソフトウェアパッケージの開発・販売をおこなう会社です。
難易度の高い開発案件で数多くの実績があり、さまざまな開発で培ってきた経験や豊富なノウハウを持っています。
顔認証システムやAIによる画像認識技術、手書きの書類をシステムへ自動入力する機能など、さまざまな開発に対応しています。
株式会社フュージョンシスの会社概要 | |
設立年 | 2000年6月 |
資本金 | 10,000,000円 |
本社住所 | 東京都港区芝浦1-14-8 ベルハイム田町901号 |
Webサイト | https://fusionsys.com/ |
Heligate Japan株式会社
Heligate Japan株式会社は、ベトナム・ハノイに開発拠点を置くシステム開発会社です。日本では東京都千代田区に営業拠点があります。
Heligate Japanでは、AIとOCRを活用した医療用画像処理システムやIoTを活用した建物の設備管理システムなど、さまざまなシステムを開発した実績を持っています。
コンビニエンスストア向けに入店人数をカウントする、顔認証システムもその一例です。最新技術を活用しながら利便性が高いシステムを開発しています。
Heligate Japan株式会社の日本法人会社概要 | |
設立年 | 2019年4月 |
資本金 | 20,000,000円 |
本社住所 | 東京都千代田区岩本町3-5-14 リベラ岩本町ビル901号室 |
Webサイト | https://heligate.co.jp/ |
ソーバル株式会社
ソーバル株式会社は、デジタルカメラやビデオカメラ、プリンタなどの製品に搭載する、組み込みシステムの設計・開発に強みを持つ会社です。
キャノンやソニー、富士通などの国内最大手の企業が提供している機器に対し、組み込みシステムを開発・提供した実績があります。
顔認証システムやAI、IoT、画像認識システムなど、最新技術を取り込んだ開発を得意としています。
ソーバル株式会社の会社概要 | |
設立年 | 1983年1月 |
資本金 | 214,000,000円 |
本社住所 | 東京都品川区北品川5-9-11 大崎MTビル |
Webサイト | https://www.sobal.co.jp/ |
株式会社Miichisoft Japan
株式会社Miichisoft Japanは、Webシステムや業務システムや、スマートフォンアプリなどの開発をおこなう会社です。
製造や金融、医療、建設など幅広い業界でシステム開発をおこなった実績があります。
顔認証システムやAI、AR/VR、ブロックチェーンなどの最新技術を活用したシステム開発も可能です。
株式会社Miichisoft Japanの会社概要 | |
設立年 | 2019年8月 |
資本金 | 5,000,000円 |
本社住所 | 東京都渋谷区富ヶ谷1丁目14-14 |
Webサイト | https://miichisoft.com/ |
スマートツー株式会社
スマートツー株式会社は、システム・アプリ開発やWEBデザインの制作、ソーシャルメディアの企画などをおこなっている会社です。
AI分野の機械学習や、AR・VR領域のアプリの開発も手掛けています。
自動車教習所で顔認証を利用したオンライン講習システムや、受講生の目線がどれくらい外れたかを測定するシステムを納入した実績があります。
スマートツー株式会社の会社概要 | |
設立年 | 1998年7月 |
資本金 | 15,800,000円 |
本社住所 | 東京都新宿区新宿1丁目11-12 岩下ビル2階 |
Webサイト | https://www.smart2j.com/ |
Takumi Vision株式会社
Takumi Vision株式会社は、2022年11月に設立されたばかりの比較的新しい会社です。
画像処理アルゴリズムの開発・製品化や、画像処理システムの開発請負、RobotOSの開発対応などをおこなっています。
Takumi Visionでは、認証スコアを算出し、検出精度を可視化できる顔認証システムを開発した実績があります。様々なタイプのAIソリューションを開発できるのが特徴です。
Takumi Vision株式会社の会社概要 | |
設立年 | 2022年11月 |
資本金 | 記載なし |
本社住所 | 京都府京都市下京区夷之町686-3 コタニビル3F |
Webサイト | https://takumivision.co.jp/ |
豊富な実績のある顔認証システムメーカー5選
顔認証システムメーカーを選ぶ際のポイントの一つが実績です。
初めて顔認証システムを導入する場合、豊富な実績のある顔認証システムメーカーを選ぶとよいでしょう。
最後に豊富な実績のある顔認証システムメーカー5社を紹介します。
株式会社アクティブリテック
株式会社アクティブリテックは、不動産業界向けのシステムや、ARやAIのサービス開発、コンサルティング事業をおこなう会社です。
不動産領域で培った経験やノウハウをもとに、業務システムやWebシステム、アプリなどの開発を得意としています。
アクティブリテックは、顔認証による入退室管理や電話の自動応答システム、会員管理や課金などをオンライン上で一括しておこなえるシステムを開発した実績があります。
株式会社アクティブリテック | |
設立年 | 2021年11月 |
資本金 | 50,000,000円 |
本社住所 | 東京都新宿区西新宿6-20-7 3912号 |
Webサイト | https://active-rt.com/ |
イケバナソリューションズ合同会社
イケバナソリューションズ合同会社は、顔認証システムを活用した入退室管理やブロックチェーンを活用した仮想通貨取引所のアプリなどを開発した実績がある会社です。
本社は東京都にありますが、ネパールにも開発拠点をかまえています。
イケバナソリューションズでは、マウスの代わりに指や手で空間を操作し、システムを動かすモーションキャプチャーの開発もしており、最新技術の実用化にも積極的に取り組んでいます。
イケバナソリューションズ合同会社の日本法人会社概要 | |
設立年 | 2017年11月 |
資本金 | 記載なし |
本社住所 | 東京都台東区東上野3-39-10 光和ビル6F |
Webサイト | https://ekbana.co.jp/ |
株式会社かんの文具
株式会社かんの文具は、ソフトウェアや業務システム、WEBサービス、インフラ構築などをおこなっている会社です。現在は、基幹システムと連動したアプリも開発しています。
かんの文具は、顔認証システムを用いて本人を特定するアプリの開発を得意としており、お客さまのニーズに応じてさまざまな活用方法を提案できるのが特徴です。
株式会社かんの文具の会社概要 | |
設立年 | 1989年10月 |
資本金 | 10,000,000円 |
本社住所 | 東京都大田区大森中2-15-5 ダイヤモンドビル大森中704 |
Webサイト | https://kb-devel.jp/ |
株式会社ケネス
株式会社ケネスは、さまざまな業種のシステム開発を手掛けている会社です。
顔認証システムや倉庫で活用できるロボットの開発、IoTアプリの開発などの実績があります。ケネスは、アプリやシステムの開発だけでなく、クラウドサービスの対応実績も豊富です。
たとえば、AWS上で稼働する保険システムの保守やメンテナンスをおこなった実績があります。
株式会社ケネスの会社概要 | |
設立年 | 2004年11月 |
資本金 | 10,000,000円 |
本社住所 | 東京都千代田区岩本町2丁目4番1号 神田岩本町プラザビル8階 |
Webサイト | https://www.kenes.co.jp/ |
株式会社GOAT
株式会社GOATは、システムの開発や運用保守、SES(システムエンジニアリングサービス)、Webサイト制作事業、コンサルティング事業をおこなう会社です。
GOATでは、顔認証や指紋認証などの生体認証アプリ開発をほかのアプリに組み込めるようにする、高度な開発をおこなった実績があります。
千葉県松戸市に本社がありますが、対応エリアは関東や中部・北陸など幅広く、スピーディーな開発を実現しています。
株式会社GOATの会社概要 | |
設立年 | 2018年9月 |
資本金 | 記載なし |
本社住所 | 千葉県松戸市岩瀬38-3 |
Webサイト | https://goat-inc.co.jp/ |
顔認証システムのおすすめメーカー一覧
ここまで紹介したメーカーの拠点や、メーカーごとの得意領域などを表にまとめました。メーカーを選ぶ際に参考にしてください。
顔認証システムのおすすめメーカー一覧 | ||
会社名 | 拠点 | 得意領域 |
株式会社GeoVision | 東京都 | 顔認証システム、映像解析システム、店舗支援システムなど |
株式会社サードアイズ | 東京都 | セキュリティー機器の販売・施工・保守や無線機器の販売・施工・保守、システム開発など |
株式会社アイティ・セック | 神奈川県 | 顔認証システムや虹彩認証システム、インテリジェントカメラなどの開発 |
株式会社フュージョンシス | 東京都 | コンピュータソフトウェアの受託開発や保守 |
Heligate Japan株式会社 | 東京都 | AIとOCRを活用した医療用画像処理システムやIoTを活用した建物の設備管理システムなど |
ソーバル株式会社 | 東京都 | コンシューマー向け製品の組み込みシステムの開発、顔認証システムやAI、IoT、画像認識システムなど |
株式会社Miichisoft Japan | 東京都 | Webシステムや業務システムや、スマートフォンアプリなど |
スマートツー株式会社 | 東京都 | システム・アプリ開発やWEBデザイン、ソーシャルメディア企画 |
Takumi Vision株式会社 | 京都府 | 画像処理アルゴリズムの開発・製品化や、画像処理システムの開発 |
株式会社アクティブリテック | 東京都 | 不動産業界向けのシステムや音声、顔認証システム開発 |
イケバナソリューションズ合同会社 | 東京都 | 顔認証システムを活用した入退室管理やブロックチェーンを活用した仮想通貨取引所のアプリなど |
株式会社かんの文具 | 東京都 | ソフトウェアや業務システム、WEBサービス、インフラ構築など |
株式会社ケネス | 東京都 | アプリやシステムの開発、クラウドサービスの運用・保守など |
株式会社GOAT | 千葉県 | システムの開発や運用保守、SES、Webサイト制作事業など |
顔認証システムを利用するメリット
顔認証システムを利用する主なメリットは、以下の3点です。
- なりすましを防止できる
- 非接触認証のため、衛生的に利用できる
- 外部・内部の不正抑止につながる
それぞれの内容を詳しく解説します。
なりすましを防止できる
顔認証システムの大きなメリットは、セキュリティレベルの高さです。
たとえば、入退室の際にICカードを使っている場合、他人のICカードを使う「なりすまし」のリスクがあります。部屋の入口に顔認証システムを設置することで、なりすましを未然に防止することが可能です。
また、パスワードによる入退室の場合も、パスワードが漏洩し、他人にパスワードを知られるリスクがあります。顔認証は本人の顔情報でしか認証できないため、パスワード漏れのリスクも防げます。
非接触認証のため衛生的に利用できる
顔認証システムは非接触で認証する仕組みのため、衛生的に利用できるメリットもあります。
顔認証はカメラに顔を向けて顔の情報の認識により、本人であるかを確認する仕組みです。ICカードや指紋認証などのように、機器に触れなくても認証できます。
また、両手に荷物を持っている状態で認証できるのもメリットです。
ICカードによる認証の場合、カードの取り出しに時間がかかる場合がありますが、顔認証システムではスピーディーに認証できるメリットがあります。
外部・内部の不正抑止につながる
顔認証システムは、入室記録をログとして残せるのもメリットです。
オフィスへ出入りした人をすべて記録できるため、外部からの不正侵入を防いだり、従業員の内部不正を抑止したりする効果が期待できます。
取得したログは、オフィス内でトラブルが起きたときの原因究明の材料としても活用できるでしょう。
また、勤怠管理システムと連携できる顔認証システムであれば、従業員が入室する際に顔認証をおこない、正確な勤怠管理をすることも可能です。打刻漏れや打刻ミスなどを防ぎ、従業員の手間を解消できるメリットもあります。
顔認証システムのデメリット
顔認証システムの利用を検討する場合、事前にどのようなデメリットがあるのかを理解しておく必要があります。ここでは、顔認証システムのデメリットや、利用する際の注意点を解説します。
システムによって認証精度に差がある
顔認証システムはさまざまなタイプがあるため、製品によって認証の精度に差があります。
また、顔とカメラの距離や、顔の変化などの要因によって、認証精度が落ちる可能性がある点も事前に認識しておかなければなりません。
認証精度の低い顔認証システムは、利便性・セキュリティ面の安全性が低くなります。顔認証システムを選定する際には、事前に認証精度を確認しておきましょう。
特に顔の変化や外部環境に対してどの程度対応できるかを確認する必要があります。
顔データは個人情報として取り扱う必要がある
顔のデータは個人情報保護法で「個人情報」として定義されています。
そのため、顔データの取り扱いに十分に配慮しなければなりません。顔認証システムの運用を始める際は、事前に下記のような社内規定を設けるのがおすすめです。
- 利用する顔データは暗号化したうえで保存する
- 決められた目的以外で顔データを利用しない
- 利用する目的を必ず公表、通知する
このような社内規定を設けることで、認証システム利用でのトラブルを未然に防止できるでしょう。
顔認証システムの価格・費用相場
顔認証システムの価格は、製品のタイプや利用期間によって変動します。
たとえば、クラウド型の顔認証システムは、初期費用を抑えられますが、月額の利用料金が発生します。そのため、利用期間が長くなるほどコストも増えていくでしょう。
オンプレミス型の顔認証システムは、独自サーバーを構築するため初期費用は高くなりますが、月額の利用料金は発生しません。
長期に渡って利用することを前提としている場合、クラウド型よりもコストを低く抑えられる可能性があります。しかし、人件費やアップデートへの対応費用などサーバー運用費も発生します。クラウド型は、自社でメンテナンスをおこなう必要はありません。
正確なコストは、興味のあるサービスや会社の見積りを取ってご確認ください。決定するには、数社の内訳を比較検討することをおすすめします。
顔認証システムメーカーをお探しなら「Solashi」まで
顔認証システムメーカー14社を紹介しました。どの会社を選ぶべきか、迷っている方もいらっしゃるでしょう。
低価格で高品質な開発ができる、顔認証システムメーカーをお探しなら「Solashi Co., Ltd」におまかせください。
弊社は、ベトナムを拠点に展開するオフショア開発会社です。システム・ソフトウェア開発だけではなく、顔認証システムや文字認識システムの開発実績もあります。
東京の大学で博士号を取得後、顔認識だけでなく動作認識に関するAI開発にも携わっているメンバーが在籍しております。
また、ベトナム・ハノイで開催されたAIハッカソンで優勝経験のあるAIエンジニアが在籍しており、高い技術力をもとに高品質な開発が可能です。
また、事業立ち上げ経験のある日本人PMがプロジェクトに参画し、伴走型支援やIT導入コンサルティングサービスもおこなっています。
お客さまのニーズや、システムの稼働環境に合わせて適切な顔認識技術をご提案できますので、ぜひ「Solashi Co., Ltd」までお問い合わせください。
島添 彰
合同会社Solashi Japan代表。1989年4月生まれ、福岡県出身。大阪府立大学大学院情報数理科学専攻修了。2014年サントリーホールディングスのIT機能をもつ「サントリーシステムテクノロジー株式会社」に入社。自動販売機の配送管理や効率化、販売管理システムの開発から運用、導入まで広く担当する。2017年にYper株式会社を創業、同社のCTO・CPOに就任。アプリ連動型の置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」の立ち上げ・プロダクトのグロースに携わる。東洋経済社の名物企画「すごいベンチャー100」、Forbes誌による「Forbes 30 Under 30 Asia 2019」に選出される。