eラーニングシステムは、インターネットを活用してオンラインで教育や学習を提供する革新的なツールです。企業研修から学校教育まで、幅広い分野で効率的な学習コンテンツ提供を可能にし、その活用範囲は急速に拡大しています。
しかし、eラーニングシステムの種類は多岐にわたり、各組織の学習内容や目的に応じて適切な機能のカスタマイズが必要です。そのため、自社に最適なeラーニングシステムを選択し、開発することは容易ではありません。
そこで今回は、eラーニングシステムの開発が得意な会社を11社紹介します。開発費用の相場や開発会社の選び方も解説しますので、参考にしてください。
島添 彰
合同会社Solashi Japan 代表取締役。サントリーにて社内向けシステムの開発・運用に携わる。Yper株式会社を創業し、CTO・CPOとしてプロダクトの立ち上げ・グロースに従事。
eラーニングシステムとは
eラーニングシステムとは、インターネットを通じて教育や学習を提供するシステムのことです。主に学習管理システム(LMS)と学習教材で構成され、時間や場所の制約なく学習を可能にします。LMSは学習プログラムの管理や進捗状況の追跡を担い、学習教材はテキスト、音声、動画など多様な形式で提供されます。
eラーニングの最も大きな特徴は、時間や場所を選ばず自分のペースで学べる柔軟性です。リアルタイムの進捗管理機能で学習者の成長を可視化し、モチベーション維持を促進。さらに、動画や対話型コンテンツなど多様な教材形式を活用し、理解度と記憶定着率を高めます。
企業研修から学校教育まで幅広く活用され、効率的な知識習得と人材育成を実現しています。スマートフォンやタブレットの普及により、eラーニングシステムの重要性はますます高まっていくでしょう。
eラーニングシステムの開発実績が豊富な開発会社5選
eラーニングシステムの導入を検討中の方に、開発実績が豊富な企業5社をご紹介します。これらの企業は、多様な業界での開発経験を持ち、クライアントのニーズに合わせたシステム提案が可能です。初めてeラーニングを導入する場合でも、豊富な知見を基に最適なソリューションを提供してくれるでしょう。
1.株式会社アンサー
株式会社アンサーは、東京を拠点とするシステム開発のエキスパートです。オープン系・汎用系システムの開発から、サーバー・ネットワーク構築、研修事業まで幅広く手がけています。
同社の最大の特徴は、多様な業界向けのシステム開発実績です。学習システム、インターネットバンキング、融資稟議システム、在庫管理システムなど、豊富な開発経験を有しています。この幅広い知見を活かし、各業界の特性に合わせたeラーニングシステムの開発が可能です。特に業界や業種に特化したeラーニングシステムの導入を検討している企業におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社アンサー |
設立年 | 1992年 |
資本金 | 1,000万円 |
本社住所 | 東京都千代田区外神田6-16-9 外神田千代田ビル7F |
特徴 | さまざまな業界のシステムを開発できる |
Webサイト | https://www.answernet.co.jp/ |
2.株式会社アスネット
株式会社アスネットは、東京都に拠点を置く開発会社です。システム開発やスマートフォン・タブレット用のアプリケーション開発などを手掛けています。
同社の強みは、徹底した品質管理プロセスにあります。性能テストや機能テストなどの評価検証に特に力を入れており、これはeラーニングシステムの開発において極めて重要です。様々なデバイスや環境での利用を想定するeラーニングでは、こうした綿密な品質管理が不可欠だからです。
安定性と品質を重視し、綿密な機能テストを通じて信頼性の高いシステムを求める企業におすすめの会社です。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社アスネット |
設立年 | 2001年 |
資本金 | 1,000万円 |
本社住所 | 東京都新宿区西新宿7丁目23番1号 TSビル5階 |
特徴 | 性能テストや機能テストなどの評価検証に力を入れている |
Webサイト | https://www.asnet.co.jp/ |
3.株式会社ITBee
株式会社ITBeeは、東京都に拠点を置く開発会社です。eラーニングシステムの開発や運用・保守、教育コンテンツの企画・作成、コンサルティング業務などを実施しています。
ITBeeの特徴は、「Speed LMS」と呼ばれるeラーニングシステムを提供している点です。Speed LMSは、フリー・スタンダードプランとProプランの2つがあり、無料の体験サービスも利用できます。
eラーニングシステムをすぐに利用したい企業におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社ITBee |
設立年 | 2007年 |
資本金 | - |
本社住所 | 東京都新宿区西新宿3-3-15 新宿ワシントンホテル アネックス4B |
特徴 | システム開発からコンテンツの企画・作成まで幅広く対応 |
Webサイト | https://itbee.co.jp/ |
4.エスエイティーティー株式会社
エスエイティーティー株式会社は、東京都に拠点を置く開発会社です。eラーニング事業と学校向けのシステム開発事業を展開しています。
大手企業や公的機関への導入実績を持ち、信頼性の高さが特徴です。同社の強みは、ビジネス向けeラーニング機能を統合した「学び~と」の提供です。PowerPointからの教材作成や汎用テキストの利用が可能で、効率的な教材開発を実現します。
項目 | 内容 |
会社名 | エスエイティーティー株式会社 |
設立年 | 1986年 |
資本金 | 8,000万円 |
本社住所 | 東京都千代田区神田三崎町1-3-12 水道橋ビル8階 |
特徴 | 「smart C-Cube」と呼ばれるeラーニング教材作成ツールを提供している |
Webサイト | https://satt.jp/index.html |
eラーニングシステムの構築から運用・保守までワンストップで対応できる会社4選
続いて、eラーニングシステムの構築から運用・保守までワンストップで対応できる会社を4社紹介します。構築から運用・保守まで対応できる会社であれば、学習コンテンツの定期的なアップデートのサポートを受けられます。また、トラブル発生時の対応も実施できるので、運用・保守の負担を軽減することが可能です。
1.株式会社pluszero
株式会社pluszeroは、東京都に拠点を置く開発会社です。AIや自然言語処理を活用したソリューションの開発や運用・保守、コンサルティング業務などを実施しています。
pluszeroの強みは、AIを活用したシステムを、開発から保守運用まで一括して対応できる点です。さまざまなバックグラウンドを持ったメンバーが在籍しており、幅広い分野のシステム開発に対応できます。豊富な知識・施術力を活かしたコンサルティングも可能です。
eラーニングにAIを組み込みたいと考えている企業におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社pluszero |
設立年 | 2018年 |
資本金 | 2,500万円 |
本社住所 | 東京都世田谷区北沢2-6-10 仙田ビル4F |
特徴 | AI開発やシステム開発、保守運用など一括して対応できる |
Webサイト | https://plus-zero.co.jp/ |
2.株式会社創新ラボ
株式会社創新ラボは、東京都に拠点を置く開発会社です。ソフトウェアやWebサービスの企画・開発やIT戦略に関するコンサルティング、Webマーケティングなど、幅広い事業を展開しています。
創新ラボのシステム開発の特徴は、プロトタイプを作成してから開発を進める点です。成果物の完成形をクライアントと共有しながら開発を進行するため、その都度要望を伝えた上で開発を進められます。納品後のサポート体制も充実しています。
開発会社とコミュニケーションをとりながら開発を進めたいと考えている企業におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社創新ラボ |
設立年 | 2013年 |
資本金 | 1,000万円 |
本社住所 | 東京都千代田区紀尾井町3-12 紀尾井町ビル16F |
特徴 | プロトタイプを早期に作成してから開発を進める |
Webサイト | https://soushin-lab.co.jp/ |
3.株式会社システナ
株式会社システナは、東京を拠点とする総合ITサービス企業です。ITサービス事業、ソリューションデザイン事業、クラウド事業など、多岐にわたるサービスを展開しています。同社の強みは、幅広い導入支援とコンサルティングサービスにあります。
GCPやAWSの導入支援、AI導入サポート、デジタル活用支援など、多様なニーズに対応可能です。また、デジタル人材育成や働き方改革支援など、組織全体のIT活用を促進するサービスも提供しています。豊富な実績と専門知識を活かし、クライアントの課題に合わせた最適なソリューションを提案できる点が、システナの大きな魅力です。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社システナ |
設立年 | 1983年 |
資本金 | 15億1,375万円 |
本社住所 | 東京都港区海岸1丁目2番20号 汐留ビルディング 14F・16F |
特徴 | 幅広い導入支援やコンサルティングサービスを実施している |
Webサイト | https://www.systena.co.jp/ |
4.株式会社レッスン
株式会社レッスンは、東京都に拠点を置く開発会社です。eラーニングシステムの導入や運営サポート、教材やWebテストの企画・制作、ホームページ制作など、さまざまな事業を実施しています。
レッスンの強みはeラーニングシステムの構築から導入、運用サポートまで一括して対応できる点です。eラーニングシステムで必要となる学習コンテンツの制作や配信、学習進捗の管理などの運用もサポートできます。
教材作成のサポートも受けたいと考えている企業におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社レッスン |
設立年 | - |
資本金 | - |
本社住所 | 東京都板橋区仲町15-15 マイネ・グリューク101号室 |
特徴 | eラーニングシステムの構築から導入、運用サポートまで一括して対応できる |
Webサイト | https://www.active-lesson.com/ |
提案力・相談のしやすさが魅力のeラーニングシステム開発会社3選
eラーニングシステムの開発には、多様な機能が必要となります。しかし、どの機能が自社に必要で、どれが不要なのか判断に迷うことも少なくありません。そこで、提案力があり相談しやすい開発会社を選ぶことが重要です。このような会社であれば、開発プロセス全体を通じて疑問点をすぐに相談でき、スムーズな開発が可能になります。
以下に紹介する3社は、クライアントのニーズを深く理解し、的確な提案と丁寧なサポートを提供することで知られています。これらの会社を選ぶことで、eラーニングシステム開発の複雑さに悩まされることなく、効果的なソリューションを実現できるでしょう。各社の特徴を参考に、自社のニーズに最も適した開発パートナーを見つけてください。
1.Solashi Co., Ltd
Solashiは、ベトナムを拠点とするオフショア開発会社で、システム開発から運用、プロトタイプ作成、ITコンサルティングまで幅広いサービスを提供しています。
同社の最大の特徴は、クライアントの事業計画を深く理解し、最適なシステム開発を提案する能力です。事業に精通した日本人スタッフが、開発前に綿密なヒアリングを行い、課題や目標を明確にした上で開発をスタートさせます。
教育分野での実績も豊富で、非認知能力の測定・向上を目的とした「Edv Path」システムの開発などが挙げられます。Solashiは、単なる開発会社ではなく、事業戦略のパートナーとして機能し、積極的な提案を求める企業に最適です。
項目 | 内容 |
会社名 | Solashi Co., Ltd |
設立年 | 2022年8月 |
資本金 | 3,000万円 |
本社住所 | 東京都渋谷区桜丘町18-4 二宮ビル1F billage SHIBUYA C11 |
特徴 | お客さまの事業計画をヒアリングし、最適なシステム開発を提案できる |
Webサイト | https://solashi.com/ |
2.株式会社リファクト
株式会社リファクトは、東京都に拠点を置く開発会社です。Webシステムやスマートフォンアプリの開発などを実施しています。
リファクトの強みは、さまざまな業務システムを開発できる点です。業務や開発言語、OSを問わず、さまざまなシステムを開発できます。システムの運用サポートも実施しており、電話やサーバーの導入もサポートしています。ビジネスを円滑に実施できるように手厚いサポートを実施しているのが魅力です。
開発後のサポートを重視している企業に特におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社リファクト |
設立年 | 2008年 |
資本金 | 1,000万円 |
本社住所 | 東京都文京区本郷3-40-3 SKビル4階 |
特徴 | さまざまな業務システムを開発できる |
Webサイト | https://www.refact.co.jp/ |
3.株式会社クラスフォックス
株式会社クラスフォックスは、東京都に拠点を置く開発会社です。システムやスマホアプリの開発・運用やDX推進支援、プロジェクトマネジメント支援など、幅広い事業を展開しています。
クラスフォックスの特徴は、ノーコードツールやローコードツールを積極的に活用する点です。AIやloT、ブロックチェーン技術などの最新技術も提案できます。企画立案やビジネス設計、システム開発、プロジェクト管理まで幅広く対応できるのも強みです。eラーニングシステムの開発を円滑に進めたいと考える企業におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社クラスフォックス |
設立年 | 2013年 |
資本金 | 900万円 |
本社住所 | 東京都港区高輪2-14-17グレイス高輪ビル8F |
特徴 | ノーコードツールやローコードツールを積極的に活用する |
Webサイト | https://classfox.co.jp/ |
eラーニングシステムの種類
eラーニングシステムの種類は、大きくパッケージ型・オープンソース型・スクラッチ型の3つに分類できます。ここでは、種類ごとの特徴やメリット・デメリットを紹介します。
パッケージ型
パッケージ型は、既に完成されたLMS(学習管理システム)を利用するタイプです。企業や教育機関が迅速に導入できるよう設計されています。
メリットは、導入の容易さと迅速さです。必要な機能が予め搭載されており、軽度のカスタマイズで即座に利用可能です。また、開発コストを抑えられる点も魅力です。
一方、デメリットとしては、カスタマイズの範囲に制限がある点が挙げられます。独自の要望に完全に対応できない場合があります。
オープンソース型
オープンソース型とは、一般向けに公開されているソースコードで構築したeラーニングシステムを指します。ソースコードが公開されているため、自由に変更してeラーニングシステムを構築できるのが特徴です。
メリットは、誰でも再配布やカスタマイズができる点です。独自のeラーニングシステムを比較的迅速に構築できます。また、多くの場合、初期コストが低く、コミュニティのサポートを受けられるのも利点です。
デメリットは、システムの保守やアップデートを自社で行う必要がある点です。開発時には、運用・保守のためのリソース確保が重要となります。また、技術的な専門知識が必要となるため、ITスキルの高い人材が不可欠です。セキュリティ面での注意も必要となります。
フルスクラッチ型
フルスクラッチ型は、ゼロからeラーニングシステムを開発するアプローチです。他のタイプに比べ自由度が高く、完全にオリジナルのシステムを作れます。
メリットは、自社のニーズに100%適合したシステムを開発できる点です。運用性も考慮しつつ、理想的なシステムを構築可能です。
デメリットは、開発費用が高額になりやすい点と、開発期間が長期化しやすい点です。実装する機能やカスタマイズの範囲によってはコストが膨らむ可能性があります。
eラーニングシステムの開発費用相場
eラーニングシステムの開発費用は、システムの規模やカスタマイズの内容によって変動します。一般的な開発費用相場は、下記のとおりです。
- パッケージ型→50万~100万円
- オープンソース型→10万~50万円
- フルスクラッチ型→200万〜1,000万円
コストを抑えつつ高品質なシステムを開発するには、オフショア開発が効果的な選択肢となります。オフショア開発は、物価の安い国の優秀なIT人材を活用することで、コストパフォーマンスの高い開発を実現できます。
弊社Solashiは、ベトナムに拠点を置くオフショア開発会社です。IT人材が豊富で物価が安いベトナムの利点を最大限に活かし、高品質かつ低コストなeラーニングシステム開発を提供しています。
Solashiは品質を最優先としているため、単に安価なサービスを提供するのではなく、お客様のニーズと予算に最適なシステムを提案します。高度な技術力と効率的な開発プロセスにより、従来の相場よりも競争力のある価格で、高機能で信頼性の高いシステムを実現可能です。
eラーニングシステム開発の詳細や費用については、こちらからお問い合わせください。
eラーニングシステムの開発会社を選ぶ際のポイント
eラーニングシステムの開発ができる会社は多いため、どの会社を選ぶべきか迷う方が多く見られます。開発会社を選ぶ際は、下記のポイントを確認することが大切です。
- eラーニングシステムの開発実績
- 提案力・相談のしやすさ
- セキュリティ対策
それぞれのポイントを解説します。
eラーニングシステムの開発実績
eラーニングシステムの開発会社選びで重要なのが、開発実績の確認です。これは会社の専門性や問題解決能力を示す重要な指標となります。確認すべき点は以下の通りです。
- eラーニングシステムの開発件数
- 連携アプリケーションの開発経験
- 自社業界または類似業界での実績
多くの開発会社はウェブサイトで実績を公開していますが、詳細が不明な場合は直接問い合わせるのも有効です。実績確認では単なる数だけでなく、プロジェクトの規模や複雑さ、成果にも注目しましょう。これにより、自社のプロジェクトを成功に導く能力があるかどうかを適切に判断できます。
提案力・相談のしやすさ
eラーニングシステムの価値は、効果的な運用で最大化されます。教材の更新、受講率向上、継続的改善が重要です。そのため、運用方法を積極的に提案し、長期的サポートを提供する開発会社を選ぶことが大切です。
理想的なパートナーは、豊富な運用知識と経験を持ち、クライアントの目標や課題を深く理解します。提案力があり相談しやすい会社を選べば、使いやすく効果的なシステムを構築でき、運用段階の課題にも迅速に対応できます。これにより、eラーニングの目標達成がより確実になります。
セキュリティ対策
eラーニングシステム開発において、セキュリティ対策は最重要課題の一つです。このシステムは受講者の個人情報や成績データを扱うため、情報漏洩リスクへの対応が不可欠です。開発会社選定時には、その会社のセキュリティ対策を綿密に確認しましょう。
特に注目すべきは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証の取得状況です。ISMS認証は国際規格ISO/IEC 27001に基づいており、この認証を持つ企業は国際水準のセキュリティ管理体制を有していると評価できます。
ただし、認証取得だけでなく、具体的なセキュリティ施策や、インシデント発生時の対応計画なども確認することが重要です。これらの要素を総合的に評価し、信頼できる開発パートナーを選ぶことで、安全で信頼性の高いeラーニングシステムの構築が可能となります。
eラーニングシステムの効果を最大限に高める方法
eラーニングシステムの効果を最大限に引き出すには、システムの機能だけでなく、運用方法も重要です。以下に、効果を高める2つの主要な方法を紹介します。
- 受講者のモチベーションを高めるように工夫する
- 習熟度に合わせたフォローアップを実施する
これらの要素を考慮してシステムを設計することで、学習効果の向上、継続率の改善、そして最終的には組織全体の能力向上につながります。開発会社とこれらのビジョンを共有し、具体的な機能要件に落とし込むことで、より効果的なeラーニングシステムの構築が可能となるでしょう。
受講者のモチベーションを高めるように工夫する
受講者のモチベーションを高めることが、eラーニングの成功には不可欠です。業務関連コンテンツの充実や、課題達成時のポイント・バッジ付与などのゲーミフィケーション要素の導入が効果的です。また、アンケートやフィードバック機能を実装し、受講者の意見を反映させることで、継続的なシステム改善が可能になります。
習熟度に合わせたフォローアップを実施する
個々の受講者の習熟度に応じたフォローアップは、学習効果を高める上で重要です。テスト結果やレポート内容の確認機能、受講者の進捗状況をリアルタイムで把握できる機能を実装することで、遅れている受講者への適切なサポートが可能になります。これにより、全体の学習効果を向上させることができます。
eラーニングシステムの開発が得意な会社をお探しなら「Solashi」まで
本記事では、eラーニングシステム開発に優れた企業の特徴、開発費用の相場、そして適切な開発会社の選び方について解説しました。理想的な開発パートナーには、豊富な実績、柔軟な提案力、充実した運用サポート、高いコストパフォーマンスが求められます。
弊社「Solashi Co., Ltd」は、お客様のニーズに合わせた効果的なシステム開発が可能です。弊社は、迅速な開発と検証を可能にするMVP開発手法を採用し、状況に合わせた臨機応変な対応を行います。また、教育現場向けの「EDV PATH」開発などの実績を持ち、多様なeラーニングシステムに対応可能です。
eラーニングシステムの導入をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。最適なコストで、効果の高いシステムを実現します。
島添 彰
合同会社Solashi Japan代表。1989年4月生まれ、福岡県出身。大阪府立大学大学院情報数理科学専攻修了。2014年サントリーホールディングスのIT機能をもつ「サントリーシステムテクノロジー株式会社」に入社。自動販売機の配送管理や効率化、販売管理システムの開発から運用、導入まで広く担当する。2017年にYper株式会社を創業、同社のCTO・CPOに就任。アプリ連動型の置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」の立ち上げ・プロダクトのグロースに携わる。東洋経済社の名物企画「すごいベンチャー100」、Forbes誌による「Forbes 30 Under 30 Asia 2019」に選出される。