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IoT開発でおすすめの開発会社10選!IoT開発の概要やメリットも紹介

IoT開発でおすすめの開発会社10選!IoT開発の概要やメリットも紹介

IoT開発でおすすめの開発会社10選!IoT開発の概要やメリットも紹介

IoTは様々な機器やデバイスをインターネットに接続し、データを収集・分析するシステムです。IoTを導入することで、リアルタイムデータの収集、遠隔監視・制御、業務の自動化などが可能になります。

「IoT開発の概要を理解したい」
「IoT開発を理解するのに必要な最低限の知識を網羅したい」
「どこに開発を依頼するべきか知りたい」

このような方に向けて、今回はIoT開発について、メリットやデメリット、開発会社の選び方などをわかりやすく解説します。後半では、おすすめの開発会社も10社まとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

島添 彰

合同会社Solashi Japan 代表取締役。サントリーにて社内向けシステムの開発・運用に携わる。Yper株式会社を創業し、CTO・CPOとしてプロダクトの立ち上げ・グロースに従事。

Iot開発とは

IoT(Internet of Things)開発とは、様々な機器やデバイスをインターネットに接続し、データを収集・分析するシステムを開発することです。IoTとは「モノのインターネット」を意味し、日常生活や産業界で広く活用されています。

例えば、以下のような形で利用されています。

  • 小売業:在庫管理・発注の効率化、顧客の店内行動分析
  • 運送業:配送トラックの位置・状況確認、配送ルートの最適化
  • 製造業:機械稼働状況の遠隔監視
  • 農業:農作物の生育状況の遠隔把握、農業機械・設備の自動運転
  • 医療:バイタルデータの自動記録、患者の行動遠隔モニタリング

IoT開発は多くの産業分野で重要な役割を果たしており、その需要は着実に拡大しています。

Iot開発のメリット

IoT開発のメリットは以下の通りです。

  • 作業負荷を軽減できる
  • 生産性が向上する
  • 業務品質が向上する
  • 収集するデータの質を向上できる

これらの利点を活用することで、企業は競争力を高め、顧客満足度の向上や経費削減などの成果を得ることができます。順番に解説しましょう。

作業負荷を軽減できる

IoT導入により、手作業でのデータ収集や入力作業の負担が大幅に軽減されます。例えば、介護施設では見守りセンサーにより利用者の状態を自動記録するといった活用がされています。

このような自動化により、従業員は煩雑な作業から解放され、より重要な業務に注力できるようになるでしょう。

生産性が向上する

IoT開発により、企業の生産性が向上します。たとえば、以下のような活用がされています。

  • 製造業: センサーで機械の状態を常時監視し、異常を早期検知。突発的な故障を防止。
  • 小売業: RFIDタグによる在庫管理で商品をリアルタイムに追跡。欠品や過剰在庫を防止。
  • 農業: 土壌センサーと気象データを組み合わせ、最適な栽培条件を維持します。

これらの取り組みにより、IoTは業務プロセスの最適化と人的ミスの削減を実現。さらに、収集したデータに基づく迅速な意思決定を可能にします。結果として、企業全体の生産性になつながります。

業務品質が向上する

IoT導入により、業務品質が大幅に向上します。24時間体制での正確かつリアルタイムな監視が可能になり、ヒューマンエラーや見落としを最小限に抑えられます。

たとえば、以下のような方法で品質向上に貢献します。

  • 製造ラインの品質管理: 高精度センサーとAI分析で不良品を即座に検出します。
  • ビル管理の最適化: IoTセンサーが室温や湿度を常時モニタリングし、快適環境を維持します。
  • 在庫管理の精度向上: リアルタイムの在庫追跡で欠品や過剰在庫を防ぎます。

これらの改善により、製品やサービスの品質が向上。同時に効率的な運用でコスト削減も実現できます。結果として、企業の競争力強化につながり、顧客満足度の向上にも貢献するでしょう。収集するデータの質を向上できる

IoT開発は、データ収集の質を大幅に向上させます。IoTセンサーは、従来の手動収集に比べ、高精度かつリアルタイムでデータを取得できます。

たとえば、製造業では生産ラインの稼働状況を秒単位で記録し、微細な変化も捉えられるようになりました。医療分野では、ウェアラブルデバイスが患者の心拍数や血圧、睡眠パターンを24時間体制で収集。これにより、より正確な診断や個別化された治療計画の立案が可能です。

このような高品質なデータは、ビジネスの意思決定や研究開発を支える重要な資源となり、イノベーションの促進にも貢献します。

IoT開発における依頼先の選び方

IoT開発では専門の知識や最新技術が必要なため、依頼先選びがポイントとなります。以下のポイントを押さえて、自社に合った開発会社を選びましょう。

  • 開発実績があるか
  • 自社のニーズに合った技術があるか
  • セキュリティ対策が整っているか
  • 費用対効果は適正か

それぞれ解説していきます。

開発実績があるか

まずは、IoT領域の開発実績を確認しましょう。実績豊富な企業は、多様なプロジェクトを通じて得た知見や技術力を活かし、リスクを最小限に抑えた効果的な提案が可能です。特に、自社と同じ業界や類似事例の実績がある場合、業界特有の課題や規制に精通しているため、より的確なソリューションを提供できます。

実績を確認する際は、過去のプロジェクト事例や導入企業の声、業界での評判などを総合的に評価することが大切です。これにより、信頼性の高いパートナーを選定し、IoT導入の成功確率を高めることができます。

自社のニーズに合った技術があるか

自社のニーズに合った技術を持つ開発会社を選ぶことが大切です。IoT開発会社を選ぶ際は、自社のニーズに合った技術を持つ企業を選定することが重要です。開発会社ごとに技術力や得意分野が異なるため、自社の要求に適したスキルを有しているか、事前に十分な確認が必要です。

過去の類似プロジェクトの実績や、最新技術への対応状況は重要な判断基準となります。適切な技術を持つ開発会社を選ぶことで、効率的かつ効果的なIoTシステムの構築が可能になり、プロジェクトの成功確率が高まります。

セキュリティ対策が整っているか

セキュリティ対策が整っていることも重要です。IoTではインターネットに接続するため、不正アクセスやサイバー攻撃などのリスクが伴います。セキュリティ対策が不十分な場合、データや個人情報の漏洩といった深刻なトラブルにつながります。そのため、慎重に企業のセキュリティ対策を確認しましょう。

特に、セキュリティ認証(ISO 27001など)の取得状況や、過去のセキュリティインシデントへの対応実績が参考になります。

費用対効果は適正か

費用対効果が適正かどうかもポイントです。単純な初期コストだけでなく、運用コスト、保守費用、将来的なアップグレード費用まで含め、総合的に判断しましょう。

複数の開発会社から見積もりを取得し、提案内容と価格のバランスを比較検討することで、より適切な判断が可能です。ただし、価格の安さだけで判断せず、品質とサポート体制のバランスを重視しましょう。

Iot開発が得意な開発会社5選

Iot開発が得意な開発会社5社を紹介します。

  • 株式会社ヨコハマシステムズ
  • エコモット株式会社
  • NCDC株式会社
  • 株式会社アイ・エス・ビー
  • アステック株式会社

それぞれの特徴と魅力について解説していきます。

株式会社ヨコハマシステムズ

株式会社ヨコハマシステムズは、神奈川県に拠点を置く開発会社です。幅広い種類のシステム開発やコンサルティング事業を展開しています。

30年以上に及び、ハードとソフトの両方の開発を経験してきたことから、IoTにまつわるサービスメニューも豊富です。たとえば、以下のようなサービスを手がけています。

  • 家庭向けの情報提供サービス
  • ホームインテリジェンス
  • AIエンジン・ボットチューニングサービス
  • AR/VR画像を活用したシステム開発
  • BYODを活用したモバイルシステム開発
  • ハード×ソフト事業モデル検証サービス

「実績豊富な会社に依頼したい」「信頼性の高い会社を探している」といった場合は、同社に相談してみてはいかがでしょうか。

項目内容
会社名株式会社ヨコハマシステムズ
設立年1987年
資本金4,600万円
本社住所神奈川県横浜市西区北幸2-6-26 HI横浜ビル 8F
特徴30年以上に及ぶ、ハードとソフトの開発経験。IoT開発実績が豊富。
Webサイトhttps://ysco.net/

エコモット株式会社

エコモット株式会社は、多様なIoTソリューションを提供するIoT・AIソリューションカンパニーです。融雪システム監視「ゆりもっと」やEVスタンド管理「ユアスタンド」など、特定ニーズに応える独自サービスを展開しています。特に注目すべきは「FASTIO」プラットフォームで、IoTデータの収集・管理を簡素化し、企業のDX推進を加速させます。

同社の強みは、導入から運用までのワンストップサービスにあります。迅速な導入や予算制約のある企業におすすめのサービスです。

項目内容
会社名エコモット株式会社
設立年2007年
資本金6億1,796万円
本社住所北海道札幌市中央区北一条東1丁目2-5 カレスサッポロビル 7F
特徴IoT・AIソリューションカンパニー。需要の多いサービスをパッケージで提供している。
Webサイトhttps://www.ecomott.co.jp

NCDC株式会社

NCDC株式会社は、新規サービスの企画からデザイン・開発までを支援するデジタルイノベーションファームです。

IoT領域においても、企画段階から介入してもらえるのが特徴。プロトタイプ開発からサービス展開まで、IoTの商用利用を一元的にサポートしています。

「アイディアはあるものの、実現できるか不安」といった悩みを抱えている場合におすすめです。

項目内容
会社名NCDC株式会社
設立年2011年
資本金3,344万円
本社住所東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング6F
特徴企画段階から介入し、プロトタイプ開発からサービス展開まで、IoTの商用利用を一元的にサポート。
Webサイトhttps://ncdc.co.jp/

株式会社アイ・エス・ビー

株式会社アイ・エス・ビーは、1970年設立の老舗開発会社。システム開発と移動体通信技術をコア技術として事業を拡大してきました。メーカーをはじめ、研究所や流通など、さまざまな業種の開発実績があります

IoT領域では、AWSを活用したIoTプラットフォームを用いることで、データ蓄積から可視化までをスピーディに支援しています。

実績のある開発会社に依頼したいという場合は、同社に相談してみてはいかがでしょうか。

項目内容
会社名株式会社アイ・エス・ビー
設立年1970年
資本金23億9,243万円
本社住所東京都品川区大崎5-1-11 住友生命五反田ビル 1階
特徴AWSを活用したIoTプラットフォームを用いることで、データ蓄積から可視化までをスピーディに支援。
Webサイトhttps://www.isb.co.jp/

アステック株式会社

アステック株式会社は、最新テクノロジーを用いてシステム開発をおこなうITエンジニア集団です。制御系システムを中心として、ベーシックソフトウェアの開発からアプリケーション開発までを幅広く支援しています。

IoT領域では、端末管理システムや測定データ分析・予測システムなどの開発実績があります。IoTシステムを開発するにあたり、サーバレスアーキテクチャ(FaaS)や、インストール不要なSPAも取り入れているのも特徴です。

特に、クラウドサービスを利用したIoT開発を検討している場合におすすめです。

項目内容
会社名アステック株式会社
設立年1984年
資本金9,000万円
本社住所大阪府吹田市豊津町2番30号 江坂ナックビル5F
特徴クラウドサービスを利用したIoT開発
Webサイトhttps://www.astec-corp.co.jp/

最新技術を活用してIoT開発ができる開発会社5選

以下では、最新技術を活用してIoT開発ができる開発会社5社を紹介します。

  • Solashi Co., Ltd
  • 株式会社Ui2
  • 株式会社ミラ
  • 株式会社NEX-GEN
  • 株式会社メビウスボックス

それぞれの特徴と魅力について解説していきます。

Solashi Co., Ltd

Solashi Co., Ltd」は、ベトナムを拠点とするオフショア開発企業で、日本企業向けシステム開発の豊富な実績を持ちます。同社の強みは、AIディープラーニングからブロックチェーンまでの最新技術に幅広く対応できる高度な技術力です。ハノイ工科大学など、ベトナムトップクラスの理工系大学出身のエンジニアを中心に採用し、技術力の維持向上に努めています。

IoT開発においても、丁寧なヒアリングのもと、事業から逆算したシステムを提案。予算に応じて必要機能を柔軟に実装します。また、同社は必要最低限の機能を備えたシステムを作成し、効果を検証しながら開発を進める手法を採用しています。そのため、効果の出るIoT開発が可能です。

運用・保守にも対応しているため、継続的なフォローや改善を受けることができます。そのため、顧客に寄り添ったサービスを希望する方におすすめです。

項目内容
会社名Solashi Co., Ltd
設立年2019年 / 2022年
資本金約3,000万円
本社住所東京都渋谷区桜丘町18-4 billage SHIBUYA 二宮ビル1F
特徴AIのディープラーニングからブロックチェーンまで、最新の技術に幅広く対応。
Webサイトhttps://solashi.com/

株式会社Ui2

​株式会社Ui2は、ECシステム構築からIoTまで幅広いサービスを手掛ける開発会社。「技術力」「実現力」「開発力」を強みとして、新しいリテールビジネスの課題を解決しています。

IoTビジネスに積極的に取り組んでおり、ディープラーニングを用いたAIエンジンをはじめ、最新技術を取り入れているのが特徴です。また、顧客視点でより良いものを提供することを目指しており、丁寧なヒアリングと提案を行っています。

最新技術を活かして、自社のニーズに合ったIoTシステムを開発したい場合におすすめです。

項目内容
会社名株式会社Ui2
設立年2011年
資本金記載なし
本社住所東京都港区西新橋2-20-1 Nan-o Bldg.新虎 6F
特徴ディープラーニングを用いたAIエンジンをはじめ、最新技術を取り入れている。
Webサイトhttps://www.ui2.co.jp/

株式会社ミラ

株式会社ミラは、最新テクノロジーを活用して「未来にありそうなもの」を具現化する開発会社。IoT領域のデバイス開発などを幅広く手がけています。

伴走支援型の「アイディア実現ラボ」や、IoTデバイスに不可欠な無線通信技術を用いたデバイス開発、 IoT向けデータ環境の構築などを提供。少数精鋭のエンジニア集団が、IoTを活用した最小ロットでのPoCを実現します

「イメージしていることが実現可能かわからない」といった場合も相談できるので、依頼に慣れていない場合もおすすめです。

項目内容
会社名株式会社ミラ
設立年2011年
資本金記載なし
本社住所東京都千代田区麹町 3-7-7 セット東京ビル8F
特徴少数精鋭のエンジニア集団が、IoTを活用した最小ロットでのPoCを実現。
Webサイトhttps://www.madebymira.com/

株式会社NEX-GEN

株式会社NEX-GENは、東京に本社を置くITサービス企業です。2014年の設立以来、クラウド、IoT、AI分野でソリューションを提供し、幅広い業界で実績を重ねてきました。航空会社や自動車業界、造船業界など、幅広い業種との取引実績があります。

同社の強みは、最新技術を活用した効果的なデジタル変革支援です。特に中小企業向けに、ビジネスモデルの変革を支援する包括的なサービスを展開しています。

IoT開発を進めたいと考えている会社の中でも、ビジネスモデルの変革がしたい会社に特におすすめです。

項目内容
会社名株式会社NEX-GEN
設立年2014年
資本金記載なし
本社住所東京都千代田区神田須田町2-25 GYB秋葉原3F
特徴クラウドやIoT、AIなどの領域において、最新技術と革新的なソリューションを提供。
Webサイトhttps://www.nexgen-global.com

株式会社メビウスボックス

株式会社メビウスボックスは、AIとIoT開発に特化した先進的な開発会社です。同社の強みは、業務分析から開発、運用までを一貫して提供する包括的なアプローチにあります。AIによるビッグデータ解析や業務効率化の提案など、最新技術を駆使したソリューションが特徴的です。

同社はアジャイル開発手法を採用し、顧客のニーズに柔軟に対応しながら、高品質なシステムを迅速に提供します。同社のサービスは、地域情報管理、都市公園管理、防災システムなど、幅広い分野に及びます。

IoT開発の中でも、AIを組み込みたいと考えている場合は同社に相談してみてはいかがでしょうか。

項目内容
会社名株式会社メビウスボックス
設立年2010年
資本金100万円
本社住所東京都渋谷区神宮前2丁目18−19
特徴業務分析から介入し、開発から運用まで一気通貫の開発体制でIoTの導入を支援。
Webサイトhttps://www.mobius-box.co.jp/

IoT開発ならベトナムのオフショア開発会社「Solashi」へご相談を

IoT開発について、導入メリットや依頼先の選び方を解説しました。IoT開発により、生産性の向上や作業負荷の軽減、業務品質の向上など、さまざまなメリットを得られます。IoT開発では、事業目標を理解し、最新技術を活用できる信頼性の高い開発パートナーを選ぶことが重要です。

ベトナムのオフショア開発会社「Solashi Co., Ltd」は、コストパフォーマンスに優れた高品質なIoT開発を提供します。同社の強みは以下の点にあります。

  • 事業戦略に基づいた開発アプローチ
  • 日本人PMによる円滑なコミュニケーション
  • AIやブロックチェーンなどの先端技術に精通したエンジニア陣
  • BtoBからBtoCまで幅広い分野での開発実績

短期プロジェクトからMVP開発、本格的な開発まで、柔軟な体制で対応可能です。初めての海外開発でも、経験豊富な日本人PMがサポートするため、安心して依頼できます。まずはお気軽に弊社までご相談ください。

島添 彰

合同会社Solashi Japan代表。1989年4月生まれ、福岡県出身。大阪府立大学大学院情報数理科学専攻修了。2014年サントリーホールディングスのIT機能をもつ「サントリーシステムテクノロジー株式会社」に入社。自動販売機の配送管理や効率化、販売管理システムの開発から運用、導入まで広く担当する。2017年にYper株式会社を創業、同社のCTO・CPOに就任。アプリ連動型の置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」の立ち上げ・プロダクトのグロースに携わる。東洋経済社の名物企画「すごいベンチャー100」、Forbes誌による「Forbes 30 Under 30 Asia 2019」に選出される。

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