MVP開発は新規サービスや製品を迅速に市場投入したい方に注目されています。MVP開発を採用することで、最小限の機能を持つ製品を素早くリリースし、ユーザーの反応を見ながら改善を重ねられます。これにより、開発コストの削減と市場ニーズに合った製品開発が可能です。
本記事では、MVP開発に特化した8社を厳選してご紹介します。さらに、MVP開発の種類や効果的な会社の選び方まで詳しく解説。MVP開発のメリットと重要性を理解し、おすすめのMVP開発会社の特徴を知ることで、最適な開発パートナーを見つけるヒントが得られるでしょう。
島添 彰
合同会社Solashi Japan 代表取締役。サントリーにて社内向けシステムの開発・運用に携わる。Yper株式会社を創業し、CTO・CPOとしてプロダクトの立ち上げ・グロースに従事。
MVP開発とは
MVP(Minimum Viable Product)開発は、必要最小限の機能を持つ製品を迅速に市場投入し、ユーザーの反応を基に継続的に改善を重ねる開発手法です。この方法では、完璧を目指すのではなく、「十分に機能する最小限の製品」を作り上げることに注力します。
MVPの開発プロセスは以下のサイクルで進行します。
- 最小機能の定義と実装
- 市場への迅速な投入
- ユーザーフィードバックの収集と分析
- 改善点の特定と優先順位付け
- 迅速な改善と再リリース
MVP開発の核心は、最小限の機能で製品を素早くリリースし、実際のユーザー反応を通じて製品を進化させていくことにあります。この手法により、市場のニーズに適した製品を効率的に開発することが可能となるでしょう。
MVP開発の4つのメリット
MVP開発の最大の利点は、開発の早い段階で製品の価値と市場適合性を確認できることです。これにより、以下のメリットが生まれます。
- 開発コストと時間の削減
- 顧客ニーズの的確な把握
- 失敗リスクの最小化
- 市場での先行者利益の獲得
1.開発コストと時間の削減
MVP開発では、必要最小限の機能に絞って製品を開発するため、初期の開発コストと時間を大幅に削減できます。また、ユーザーの反応を見ながら段階的に機能を追加していくため、無駄な開発を避けられます。これにより、限られた資源を効率的に活用し、迅速な市場投入が可能になります。
2.顧客ニーズの的確な把握
実際のユーザー反応を基に開発を進めるMVP開発では、顧客の真のニーズを把握しやすくなります。開発者が当初想定していた機能の重要性を確認できるだけでなく、予想外のニーズも早期に発見できるため、顧客満足度の高い製品開発が可能です。このアプローチにより、市場のニーズに柔軟に対応し、競争力のある製品を生み出せます。
3.失敗リスクの最小化
MVP開発は、製品開発の失敗リスクを最小限に抑えられます。早期のユーザーフィードバックにより、開発の方向性を適宜修正できるため、大規模な手直しや再開発のリスクを大幅に減らせるのです。このアプローチにより、顧客ニーズとのアンマッチを避けられるでしょう。
4.市場での先行者利益の獲得
MVP開発の迅速な開発サイクルにより、新規市場への素早い参入が可能になります。これにより、特に競合がまだ少ない市場で先行者利益を獲得するチャンスが生まれます。早期に市場に製品を投入し、ユーザーからのフィードバックを活用することで、競合他社に先んじて市場ニーズに適合した製品を提供できるのです。
他の開発手法との違い
アジャイル開発、ウォーターフォール開発といった代表的な開発手法とMVP開発との違いを解説します。
ウォーターフォール開発との違い
ウォーターフォールは、要件定義から運用まで順序立てて進める開発手法です。大規模システムや要件が明確な場合に適していますが、変更への対応が困難です。各工程が順序依存的なため、後の段階での変更は前段階への大規模な手戻りを必要とし、時間とコストが大きくかかるためです。
一方、MVP開発は製品マネジメント手法に近く、最小限の機能でリリースし、ユーザーフィードバックを基に継続的に改善します。柔軟性が高く、要件が不明確な新規プロジェクトに適しています。
アジャイル開発との違い
MVP開発とアジャイル開発は、短期間での開発という点で類似していますが、その目的と手法に違いがあります。
アジャイル開発は機能を細分化し、優先度順に設計から実装、テストまでを繰り返す手法です。一方、MVP開発は最小限の機能を持つ製品をリリースし、ユーザーフィードバックを基に検証・改善を繰り返します。
MVP開発はリーンスタートアップの一部であり、ユーザーの反応を重視します。アジャイル開発はMVP開発と相性が良く、よく組み合わせて使用されますが、MVP開発は必ずしもアジャイル手法を要しません。
サポート体制が充実しているMVP開発会社4選
システム開発の全工程で手厚いサポートを提供するMVP開発会社を4社紹介します。
これらの会社は、開発から運用・保守まで一貫したサポート体制を整えており、安心してプロジェクトを進められます。
1.合同会社Luminox
合同会社Luminoxは、神奈川県に拠点を置く開発会社です。ヒアリングからデザイン、設計、開発、保守・運用まで一括したサポートを提供しています。
Luminoxが得意としているのが、ノーコード開発です。AdaloやBubbleなどのノーコードツールを活用し、低コストかつ高速でシステムを開発できます。
納品後の保守・運用のサポートにも対応しており、お客様の戦略に沿った提案や細部の改修にも柔軟に対応しているのが特徴です。開発コストを抑えたい企業や、保守・運用のサポートを充実させたい企業に特におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 合同会社Luminox |
設立年 | 2021年 |
本社住所 | 神奈川県横浜市港南区丸山台2-29-14 |
特徴 | ノーコードツールを活用したシステム開発 |
Webサイト | https://luminox-web.com/ |
2.株式会社グリーンウェイズ
株式会社グリーンウェイズは、東京都に拠点を置く開発会社です。Webシステム受託開発事業やシステムエンジニアリング事業、プログラミングスクール事業、自社サービス開発事業など、幅広い事業を展開しています。
グリーンウェイズはMVP開発にも対応しており、リーズナブルな価格でのシステム開発が可能です。システム構築・運用の他にもIT業務の改善のコンサルティング、ネットワークの設計・構築、セキュリティ構築など幅広いサービスを提供しているのが特徴です。
IT業務に関するアドバイスを受けたい企業に特におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社グリーンウェイズ |
設立年 | 2012年 |
資本金 | 5,000万円 |
本社住所 | 東京都豊島区南池袋1-19-12 山の手ビル東館10F |
特徴 | システム構築・運用やIT業務の改善などのコンサルティングサービス |
Webサイト | https://greenways.jp/ |
3.株式会社Aillz
株式会社Aillzは、北海道に拠点を置く開発会社です。WebシステムやWebアプリケーション開発、業務システム開発、インターネット販売支援サービスなどの事業を展開しています。
Aillzの特徴は、顧客が解決したい課題を丁寧にヒアリングする点です。課題の本質的な問題を明らかにし、解決につながる糸口を探し出すことで顧客にとって価値のある提案を提供します。開発の初期段階にすり合わせをおこなうことで、顧客ニーズに適したシステムを作ることが可能です。さまざまな意見を取り入れてシステム開発を進めたい企業に特におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社Aillz |
設立年 | 2014年 |
本社住所 | 北海道札幌市中央区北4条東2丁目8-6 SAPPOROユニオンハイツ 402 |
特徴 | 顧客に寄り添った丁寧なヒアリング |
Webサイト | https://aillz.com/ |
4.株式会社 PURPOM MEDIA LAB
株式会社 PURPOM MEDIA LABは、東京都に拠点を置く開発会社です。プロダクト・事業開発やマーケティング支援、UI・UX・プロダクトデザイン支援などを実施しています。
PURPOM MEDIA LABの特徴は、ユーザーの反応を確認しながら小規模で開発を進める点です。顧客が希望するサービスを段階的に開発していくため、時間と費用を最小限に抑えた開発が可能です。カーボンニュートラル事業や最新のIoT技術を駆使した設備事業などの新規事業開発にも長けており、補助金や融資に関するサポートも行なっています。補助金を活用してシステムを開発したい企業に特におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社 PURPOM MEDIA LAB |
設立年 | 2022年 |
資本金 | 500万 |
本社住所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-3 エグゼクティブ原宿701 |
特徴 | 補助金や融資に関するサポートも可能 |
Webサイト | https://purpom-media-lab.com/ |
最新技術に精通したMVP開発会社4選
続いて、最新技術に精通したMVP開発会社を4社紹介します。これらの会社は、最新のツールや手法を活用することで、開発プロセスの迅速化と効果的なシステム構築を両立しています。最新技術を駆使することで、より柔軟性や拡張性の高いMVPを効率的に開発できるため、市場での仮説検証や早期フィードバック収集を迅速に行うことが可能になります。
1.Solashi Co., Ltd
「Solashi Co., Ltd」は、ベトナムを拠点とするオフショア開発会社です。AIをはじめとした先端技術に精通したエンジニアが多数在籍しており、これらの技術を活用したソリューションを提案します。
マイルストーンごとの目標設定と、ユーザーフィードバックに基づく継続的な改善を実施。リスクを最小限に抑えつつ、成果を最大化するシステム開発が可能です。開発から運用まで包括的にサポートし、細かな開発スケジュール管理と迅速な改善を重視する企業に最適です。
ベトナムは物価が安いだけでなく、IT人材が豊富な国として知られています。そのため、「Solashi Co., Ltd」は開発コストを抑えながらも、高品質なシステム開発を実現しています。システム開発と事業に精通した日本人担当者がお話をうかがいますので、お気軽にお問い合わせください。
項目 | 内容 |
会社名 | Solashi Co., Ltd |
設立年 | 2022年8月 |
資本金 | 3,000万円 |
本社住所 | 東京都渋谷区桜丘町18-4 二宮ビル1F billage SHIBUYA C11 |
特徴 | 最新技術に精通したエンジニアが多く在籍している |
Webサイト | https://solashi.com/ja/ |
2.株式会社PRUM
株式会社PRUMは、東京都に拠点を置く開発会社です。Web共創事業や地方創生事業、エンジニア教育事業など、さまざまな事業を実施しています。
PRUMのシステム開発では、プロジェクトの初期段階にヒアリングを実施し、顧客の要望を丁寧に汲み取ります。豊富な開発経験を活かした提案が可能な上、必要なリソースのみを提案することで、コストを最小限に抑えた開発ができます。さまざまなアイデアを参考にしながら開発を進めたい企業や、開発コストを抑えたい企業に特におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社PRUM |
設立年 | 2019年 |
資本金 | 500万円 |
本社住所 | 東京都新宿区西早稲田3丁目31番11号 ニューライフ西早稲田ビル 別館5階 |
特徴 | 開発時に必要なリソースのみを提案する |
Webサイト | https://prum.jp/ |
3.株式会社THEHUB
株式会社THEHUBは、東京都に拠点を置く開発会社です。 モバイル・アプリケーション開発やITコンサルティング業務、システム開発・運用などの事業を展開しています。
THEHUBの特徴は、ITベンチャーやテックカンパニーなどで開発経験のあるエンジニアが所属している点です。トップクラスのエンジニアがチームを組み、それぞれの専門領域・専門知識を活かした効率性の高いシステム開発が可能です。エンジニアの技術力を重視している企業に特におすすめです。
項目 | 内容 |
会社名 | 株式会社THEHUB |
設立年 | 2021年 |
資本金 | 100万 |
本社住所 | 東京都目黒区下目黒6-5-21 シティテラス下目黒D 439号室 |
特徴 | トップクラスのエンジニアが専門知識を活かしたサポートを実施 |
Webサイト | https://www.thehub.co.jp/ |
4.クリーヴァ株式会社
クリーヴァ株式会社は、東京都に拠点を置く開発会社です。ITコンサルティング事業やWebサービス・システム開発、Web制作、デジタルマーケティングなどの事業を展開しています。
クリーヴァが得意としているのは、最新のフレームワークや技術を活用したWebサイトやシステムの開発です。また、スモールスタートでシステム開発ができる「SucSak」と呼ばれるサービスも提供しています。初期費用を抑えつつ、仕様変更や軌道修正などを柔軟におこないながらシステム開発を進めることが可能です。
項目 | 内容 |
会社名 | クリーヴァ株式会社 |
設立年 | 2019年 |
資本金 | 100万円 |
本社住所 | 東京都新宿区西新宿3丁目4番4号 京王西新宿南ビル4F |
特徴 | スモールスタートでのシステム開発 |
Webサイト | https://creava.co.jp/ |
MVP開発が得意な会社一覧
ここまで紹介したMVP開発が得意な会社を表にまとめました。会社を選ぶ際に参考にしてください。
会社名 | 会社名 |
---|---|
合同会社Luminox | ノーコードツールを活用したシステム開発 |
株式会社グリーンウェイズ | システム構築・運用やIT業務の改善などのコンサルティングサービス |
株式会社Aillz | 顧客に寄り添った丁寧なヒアリング |
株式会社 PURPOM MEDIA LAB | 補助金や融資に関するサポートも可能 |
Solashi Co., Ltd | 最新技術に精通したエンジニアが多く在籍している |
株式会社PRUM | 開発時に必要なリソースのみを提案する |
株式会社THEHUB | トップクラスのエンジニアが専門知識を活かしたサポートを実施 |
クリーヴァ株式会社 | スモールスタートでのシステム開発 |
MVP開発の種類
ここでは、MVP開発の手法を5つ紹介します。
- プロトタイプ
- コンシェルジュ
- オズの魔法使い
- モックアップ
- スモークテスト
それぞれの特徴を解説しましょう。
プロトタイプ
プロトタイプとは、試作品を用いた開発手法のことです。試作品に必要最低限の機能が搭載されているため、ユーザーはシステムのUIや主要機能の操作感を実際に体験できます。
プロトタイプのメリットは、ユーザーから具体的なフィードバックを得られることです。製品のユーザビリティや機能性を検証する際に適した方法です。デメリットは、他の開発手法よりもコストが大きくなりやすい点です。
コンシェルジュ
コンシェルジュMVPは、製品やサービスの開発前に需要を調査する手法です。この方法では、顧客の獲得からプロダクトの提供に至るまでのプロセスを、全て手作業で行います。本来ならば自動化や大量生産を想定するような工程でも、この段階では全てを人の手で対応します。
コンシェルジュMVPの大きな特徴は、製造プロセスの詳細が未確定な段階でも、サービスへの大まかな需要を把握できることです。顧客との直接的なやりとりを通じて、ニーズを深く理解し、サービスの改善点を素早く特定できるのが大きなメリットです。
一方で、この手法は人的リソースを多く必要とするため、長期的には非効率になる可能性があるというデメリットもあります。
オズの魔法使い
オズの魔法使いは、システムの外観や一部機能のみを実装し、バックエンドの処理を人間が代行するMVP開発手法です。例えば、ECサイトでは商品ページのみを実装し、実際の注文処理は人間が手動で行うといった方法です。
この手法のメリットは、本格的なシステム開発前にユーザー体験を検証し、迅速にフィードバックを得られる点です。製品の有用性や使いやすさを早期に評価でき、開発コストを抑えつつ、改善点を早い段階で特定できる効果的な方法といえるでしょう。
モックアップ
モックアップとは、プロダクトの見た目のみを作る開発手法のことです。オズの魔法使いと異なる点は、内部の仕組みやデータを簡略化して実装する点です。製品のデザインやインターフェースのフィードバックを早期に得ることを目的としています。
モックアップのメリットは、実際の開発に入る前にデザインを検証できる点です。ただし、高精度なモックアップを作成すると、コストと時間がかかる点には注意が必要です。
スモークテスト
スモークテストとは、サービス紹介のビデオやランディングページなどを作成し、ユーザーがサービスに興味を持ってくれるかを検証する手法です。ビデオやランディングページには、システムの完成形や実装する機能の概要を掲載します。
スモークテストのメリットは、ユーザーの反応を確認し、需要があるかどうかを事前に確認できる点です。ただし、スモークテストは需要や関心度のみを測定するため、詳細なフィードバックが得られにくい傾向があります。
MVP開発を依頼する際のポイント
ここでは、MVP開発をシステム開発会社に依頼する際に、押さえておくべきポイントを解説します。これらのポイントに気を付けることで、プロジェクトの成功率を高めることができます。
長期間に及ぶシステム開発は依頼しない
MVP開発では、長期間に及ぶシステム開発は依頼しないようにしましょう。システム開発に時間がかかりすぎると、市場の状況が変わり、システムへのニーズが低くなる可能性があるからです。早期の市場投入や迅速なフィードバック収集といったMVPの利点を損なうことにもつながります。
開発したいシステムの目的を明確にする
MVP開発を依頼する際には、開発するシステムの目的を明確にしましょう。システムの目的が不明確だと、開発会社がシステムの要件を定義することが難しくなるからです。
まずは、システムによって解決したい課題や達成したい目標を具体的に定義します。たとえば、下記のような具体的な目的を設定すると良いでしょう。
- 顧客の予約管理を効率化する
- オンライン販売のプロセスを自動化する
システム開発会社と十分なコミュニケーションをとる
MVP開発を依頼する際には、開発の目的や要望を開発会社と共有するために、十分なコミュニケーションをとることも大切です。コミュニケーションが不足していると、誤解やミスを招く原因となり、システム開発の進行に影響を及ぼしかねません。
定期的なミーティングや情報共有を通じて、開発しているシステムの方向性について認識を一致させることが重要です。十分なコミュニケーションをとることで、認識の齟齬を防ぎ、目的に適したシステムを作り上げられるでしょう。
また、プロジェクトの透明性が高まることで、トラブルが起きた際の問題の早期発見・解決にもつながりやすくなる、というメリットもあります。
MVP開発会社の選び方
MVP開発会社を選ぶ際には、下記のポイントを確認しましょう。
- フィードバックの反映・改善がスムーズにできるか
- 円滑にコミュニケーションをとれるか
- 最新技術に精通しているか
それぞれのポイントを解説します。
フィードバックの反映・改善がスムーズにできるか
MVP開発を依頼する際は、フィードバックの反映・改善がスムーズにおこなわれるかを確認しましょう。開発会社にフィードバックの反映・改善がスムーズにおこなえる体制が整っていれば、顧客ニーズに適したシステムを迅速にリリースできます。
具体的には、開発会社が要望に対して柔軟に対応できるか、フィードバックに基づいた仕様変更や機能追加がスムーズにおこなえるかなどを確認しましょう。
弊社「Solashi Co., Ltd」では事業から逆算した最適な開発プロセスを採用し、柔軟な体制でフィードバックの反映と改善を迅速に行います。顧客ニーズに合わせたMVP開発で、価値あるプロダクトを効率的に創造します。MVP開発についてのご相談は、Solashiまでお気軽にお問い合わせください。
円滑にコミュニケーションをとれるか
MVP開発会社を選ぶ際には、十分なコミュニケーションが可能かどうかを確認しましょう。スムーズに意思疎通ができる会社であれば、ユーザーのニーズや市場の動向を素早く反映し、自社の目的に適したシステムを開発できる可能性が高くなります。
具体的には、下記の3つを確認しましょう。
- 定期ミーティングや進捗報告を実施できるか
- プロジェクトの状況を正確に把握できる体制が整っているか
- どんなコミュニケーションツールを使っているか
効果的にコミュニケーションが取れる開発会社と協力することで、迅速な情報共有と意思決定が可能となり、MVP開発の成功率を高められるでしょう。
最新の技術に精通しているか
開発会社を選ぶ際には、最新の技術に精通しているかどうかを確認しましょう。最新の技術に精通した開発会社であれば、ニーズに合わせたより効率的なシステム開発が可能です。
製品の品質にも関わるため、最新の技術やトレンドに習熟しているか、どのような技術をもったエンジニアが在籍しているのかなどは把握しておきましょう。
MVP開発の会社選びが難しいなら「Solashi」まで
この記事では、MVP開発が得意な会社8社と、会社の選び方、ポイントなどを詳しく解説しました。
MVP開発で大事なのは、迅速な市場投入と顧客フィードバックの早期獲得・反映です。そのため、柔軟性が高く、アジャイル開発に長けた開発会社を選ぶことが大切です。加えて、ビジネス目標を理解し、技術面だけでなく戦略面でもサポートできるかも、開発会社を選ぶ指標となります。
MVP開発の会社選びでお悩みなら「Solashi Co., Ltd」までご相談ください。Solashiでは開発開始前に詳細な工数見積りを作成し、スモールスタートでMVP開発を始めることが可能です。さらに、伴走型支援やIT導入コンサルティングサービスを通じて、最新技術の提案も積極的に実施しています。事業から逆算した最適な開発プロセスにより、お客様のビジネス成功に貢献します。
MVP開発を検討している方は、「Solashi Co., Ltd」までお気軽にご相談ください。
島添 彰
合同会社Solashi Japan代表。1989年4月生まれ、福岡県出身。大阪府立大学大学院情報数理科学専攻修了。2014年サントリーホールディングスのIT機能をもつ「サントリーシステムテクノロジー株式会社」に入社。自動販売機の配送管理や効率化、販売管理システムの開発から運用、導入まで広く担当する。2017年にYper株式会社を創業、同社のCTO・CPOに就任。アプリ連動型の置き配バッグ「OKIPPA(オキッパ)」の立ち上げ・プロダクトのグロースに携わる。東洋経済社の名物企画「すごいベンチャー100」、Forbes誌による「Forbes 30 Under 30 Asia 2019」に選出される。